ちなみに、生理痛がひどい時に痛み止めを使用する方が多いと思いますが、「痛み止め=解熱鎮痛剤」です。つまり、痛み止めは体温を下げて、さらに冷えを悪化させてしまいます。
冷えがあることで肩こり首こりも促進してしまいます。これも頭痛の悪循環につながっています。
もちろん、辛い時は痛み止めを使っても仕方がないとこですが、「冷え」を悪化させていることを忘れないでください。
冷えが改善されると臓器の機能の働きが良くなり、自律神経が整い、免疫力が高まります。
「頭寒足熱の法則」
人間の体は、生命維持に大切な臓器の多い上半身が36度前後、臓器の少ない下半身が31度前後と上半身と下半身で温度差があるとのこと。
熱は上や表面に向かう性質があるため、体表面で起こる発熱やほてりなどは、内面が冷えたことが原因で起こる反応だそうです
このような上下内外の体温差ができて、循環がうまくいっていない状態を「冷え」と呼びます。
なので、上半身と下半身の温度差を近づけるように整えることで、体内の血管が広がり血液の流れがスムーズになるとのことでした。
オススメは、
・半身浴
・足湯
・湯たんぽ
・靴下の重ねばき
個人的には
・よもぎ蒸し(かなり熱いですが家にほしいくらいです)
「体を温める衣類の着方」
・天然素材
・ゆったりとしめつけ感のないもの
・毒がでやすい頭、首、手首は出しておく
(首はずっと温めておいた方が良い場所と認識していましたが、本書では違いました!たしかに、頭痛持ちの方は熱が上へ上がりやすい人のでVネックが多かったり、飾りでマフラーをしているかしない人が多いです。)
・夏でも下半身を冷やさないようにレギンスなどを履く。真夏は膝やふくらはぎが出ていてもOK。
引用図書:免疫力が高まるシンプルな暮らし 進藤幸恵著 進藤義晴監修