「頭痛で仕事は休みづらい」薬に頼って出社し続けるリスクとは?

あなたは「頭痛で仕事は休みづらい」と感じていませんか?

 

日頃から周りに迷惑をかけまいと

無理をして頑張っている方が多いのではないでしょうか。

 

しかし、毎回薬に頼って

我慢しながら仕事をするようになると

重症化するリスクがあります。

そうなる前に参考にしてみてくださいね。

 

ちなみに私は有給のほとんどを頭痛に使っていました。

MRIを取ってくるように言われたり(過去何度も撮った)、

「吐いたら治るでしょ。私はそうだった。」と言われたり…、

脳血管系の病院勤務でしたけどなかなか理解はされませんでした。

 

 

ヤフー知恵袋にも同様の相談が多数掲載されていたので一部をスクショしました。

【目次】

1.本当に頭痛でツラい時は無理せず休む

2.「頭痛で仕事が休みづらい」と感じる理由

3.頭痛で仕事を休まないことのリスク

4.休む前にできる対処方法

5.休む回数が増えてきた時の見直しポイント

6.まとめ

1.本当に頭痛でツラい時は無理せず休む

あとに記すリスクでも述べますが、

自分のことを後回しにした結果、

治りづらくなる可能性があります。

 

休める場合は休ませてもらい、

早く元気になって職場に戻りましょう。

2.「頭痛で仕事は休みづらい」と感じる理由

周囲に迷惑をかけられない

私がいないと仕事が滞ってしまう

そう思うから休めない方もいらっしゃるでしょう。

 

 

また、

頭痛のない方に

「サボっている」「甘えている」「たかが頭痛」「また?」

と思われているようで言い出しづらかったりします。

 

どんなにTVで特集されていようとも、

経験のない方が理解するのは難しいです。

逆にないがゆえに心配してくださる方もいます。

重症なのに自分でも「たかが頭痛」と考えている場合もあります。

 

 

そして私が思うもう1つの理由が、

同じ頭痛持ちの方から

「薬飲めば治るでしょ?」「私だって我慢しているのに…」

と言われるから。

自分だけ頭痛で休むって言っちゃいけない気がします。

 

 

痛みの度合いも頻度も人それぞれです。

それをわかってくれる方と

そうでない方がいらっしゃいます。

 

職場ではお互い様な部分が大きいので、

他の方がツラい時は積極的に助けてあげましょう。

3.頭痛で仕事を休まないことのリスク

ここでは、無理して会社へ出社し続けた場合のリスクを考えてみます。

 

おそらく、

朝起きて薬を飲んで

会社行って薬を飲んで

家に帰ってきて薬飲んで・・・

 

翌朝もスッキリしなくて

また薬に頼って・・・

 

翌々日は心配だから薬飲んで・・・

 

 

あなたはこの生活どう思いますか?

もしくはすでにこうなっていませんか?

 

 

一見頑張っているように見えるかもしれませんが、

自分のことをないがしろにし過ぎです!

 

 

数日続くということは、

身体からのSOSです。

 

 

このSOSを無視し続けて薬に頼っていると、

頭痛が治りづらくなる

いろんな薬を試す

薬を服用する量や頻度が増える

薬で抑えることが当たり前になるので

自己治癒能力が低下する

頭痛が慢性化する

薬物乱用頭痛になる

仕事の効率が落ちてミスをしたり

いつも不機嫌になって周りと上手くいかなくなったり

疲れが全然とれなくて遊びにも行かなくなったり

と精神的にも追い詰められる

うつ状態になる

可能性があります。

 

 

仮に身体を誤魔化しながら仕事をこなせても、

家事や育児がこなせなかったりして

自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。

心も身体も悲鳴をあげている状態です。

休む前にできる対処方法

では、どうすればいいのでしょうか?

休みづらい場合の対処方法を考えてみました。

 

   病院へ通っている場合は診断書を書いてもらう

(医師によっては書くことを渋る方もまれにいるかもしれませんが、

会社での事情を話して協力してもらいましょう)

   周囲に症状をしっかり伝える

・症状や薬、病院へ通っているなど明確に伝え周知してもらう

(理解は求めない)

   ・何か頭痛に対して取り組んでいることがあれば伝える

休む回数が増えてきたときの見直しポイント

①仕事中の姿勢は悪くないか

②仕事の内容は自分に合っているか

③職場や友人、家庭内の人間関係はどうか

 

睡眠不足でなりやすいなら睡眠をしっかりとるように調整したり、

姿勢が悪いなら普段から意識する習慣をつけたり、

偏食が多くて必要な栄養素を取れていないならサプリメントを取り入れたり、

すぐに見直せるものもあります。

 

『そりゃ頭痛になるよね』と誰もが思うような生活習慣がある場合は、

体調が良くなるまでは我慢することも時には必要です。

 

また、ずっと「頭痛でツラい」と周りに言っているのに、

何の対策もしていないし病院へも行っていない場合は、

サボっていると勘違いされる可能性が高くなります。

現在対策をしていない理由や病院へ行かない理由を

周囲に伝えておくのが良いでしょう。

 

 

しかし、上記の①〜③のような場合、

仕事の配置変換や部署移動、転職も視野に入れる必要があります。

また、周囲の理解と協力が必要となります。

1人で抱え込まずに早めに誰かに相談してみて下さい。

 

「誰も助けてくれないだろう」と勝手に悲観しないでくださいね。

どう助けて良いか分からずに心配し続けてくれている人もいるハズです。

 

 

私の場合は、

頭痛について調べてくれる人がいたり、
頭痛学会へ連れていってもらったり。
そっと自宅のドアノブに、

食べ物を掛けて行ってくれた同僚もいました(泣)

 

ちなみに診断書は勤務先の上司に提出するように言われました。
でも、自分の頭痛がどんな状態かは説明不足であった
ように思います。

まとめ

「頭痛で仕事は休みづらい」と感じていても、

本当にツラい時は休みをしっかりとらせてもらう。

 

 

理解してくれる人も理解できない人もいるのは当たり前。

職場ではお互い様な部分が大きいので、

他の方が体調不良の時や休みたい時は積極的に助けてあげましょう。

 

 

頭痛で本当にツラい状態で出社し続けていると、

薬に頼る機会が増えて頭痛が慢性化し、

薬物乱用頭痛になる可能性がある。

そうすると治りづらくなる。

 

また、仕事で迷惑を掛けなかったとしても、

家で家事や育児ができなくなる可能性もある。

自己嫌悪に陥りうつ状態になる危険性もあるため、

休息は必要と考える。

 

 

それでも迷惑をかけられない、

何か言われることが怖い場合は、

医師に診断書を書いてもらったり

周囲に頭痛の症状をあらかじめ話しておく。

 

 

休む回数が増えている場合は、

もう一度生活を見直して改善する必要がある。

仕事内容や人間関係が合わない場合は、

配置転換や部署移動、場合によっては転職も視野に入れる。

周囲の協力と理解が必要。

まずは1人で抱え込まずに周囲に相談してみてください。

 

 

薬に頼るリクスを踏まえた上で、

今の自分には何が必要で本当はどうしたいのかを

考えて行動していってくださいね。